G大阪でリーグ戦デビューの昌子「個人的にはふがいない」

8日のG大阪-横浜FC(パナスタ)で、G大阪のDF昌子源(27)が加入後初めてリーグ戦に出場した。

フランス1部・トゥールーズで負った右足首の負傷から復帰し、3バックの中央で先発。DF三浦、DF金英権と日韓の代表3人が並んだ。

「声や味方を動かして雰囲気を保つ部分を意識しました。(三浦)弦太も(金)ヨングォンもプレースタイルを確立している選手。彼らにこうさせて僕が回収だったり、僕がこうするからこうしてくれみたいな言葉はすごく意識しました」

ほとんど練習を積めていない布陣ではあったが、前半はロングボールへの強さを見せるなど、存在感を発揮。無失点に抑えたが、後半は相手の猛攻を受けた。ハイプレスが機能せず、深い位置に何度も侵入を許し、15分に藤春のパスミスから失点。FWパトリックの劇的ロスタイム弾で辛くも勝ち点3をつかんだが「個人的には、ふがいない」と振り返った。

そういった反省も口にしつつ、下部組織でプレーしたG大阪をホームにしてのリーグデビュー戦にはやはり、特別な感情もあったようだ。「感慨深いものはあった。サッカーをする楽しさは感じられたかな」と笑顔も見せていた。

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