【G大阪】昌子源、パスミスで日本復帰初戦ドロー…ルヴァン杯敗退決定
◆YBCルヴァン杯 ▽グループステージ第2節 Dグループ 大分1―1G大阪(5日・昭和電工ドーム大分)
2月から中断していたルヴァン杯が再開し、第2節の7試合が行われた。D組のG大阪はDF昌子源(27)が2月の日本復帰後初となる出場を果たしたが、失点に絡むミスもあり、大分と1―1の引き分け。両チームともにグループリーグ敗退が決まった。A組の鹿島と清水、C組の鳥栖と計5チームが敗退となった。
約11か月ぶりのピッチで、昌子はプレーする喜びと恐怖の両方を思い出した。フランス1部・トゥールーズで負った右足首の負傷から復帰し、昨年9月以来となった公式戦に3バックの中央で先発。絶え間ない指示で守備を組織し、鋭い縦パスやロングフィードで攻撃の起点に。ブランクを感じさせないプレーを見せていたが、1点リードの前半35分、不用意なパスミスからカウンターを受け失点。後半19分に足首の状態を考慮して途中交代したが、チームは引き分けに終わり、敗退が決定した。
試合後には海外挑戦を断念する原因となった負傷からの復帰に「感慨深さ、というか嬉しさを感じた。ガンバのメディカル(医療班)をはじめ、スタッフのみなさんに感謝でいっぱいです」と気持ちを表現した。一方で「改めて、一つのミスで失点するポジションだと思い出させてもらった。悔しさを忘れず、成長していきたい。次はチームを助けるプレーを」。復活ではなく、さらに成長した姿でチームに貢献することを誓っていた。