G大阪・昌子、11カ月ぶり公式戦出場へ 宮本監督「足首の状態上がってきた」
Jリーグのルヴァン杯は5日に再開され、1次リーグ(L)第2節が行われる。新型コロナウイルスの影響で2月以来の実施。1次Lは当初の2回戦総当たりから1回戦総当たりになるなど大会方式は大幅に変更された。4日は各チームが調整。今季からG大阪に加入した元日本代表DF昌子源(27)は大分戦(昭和電ド)で昨年9月以来の公式戦に出場する見通しとなった。
真夏の連戦中に頼れる男が戦列に加わった。DF昌子について、G大阪の宮本監督は「足首の状態も上がってきて、試合をできるコンディションにある」。5日のルヴァン杯・大分戦での復帰に太鼓判を押した。
2018年W杯ロシア大会で3試合にフル出場した昌子は、今年2月にフランス1部のトゥールーズから完全移籍でG大阪に加入。公式戦出場となれば、右足首を痛めた昨年9月25日以来、約11カ月ぶりとなる。コロナ禍によるJリーグ中断中に痛みが再発し、再開後は8月1日の川崎戦でようやくベンチ入りを果たした。
「経験もあって、チームにいろいろな声掛けができる選手。対人の強さ、ボール技術の高さを発揮してほしい」と、J1で3位につける指揮官は期待した。完全復活に向けて、まずはカップ戦で試運転を行う。