「ルールの解釈に相違があった…」G大阪が大分戦後の“ガンバクラップ”実施を謝罪。手拍子に批判が集まる
“ガンバクラップ”は当面の間自粛へ
ガンバ大阪は7月21日、J1リーグ第5節・大分戦で試合後に実施された “ガンバクラップ”について、Jリーグが定める「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」と相違があったとして、クラブ公式サイトで謝罪した。
“ガンバクラップ”は勝利した試合後に行なわれる儀式で、スタンドのサポーターとともに頭上で手拍子を行ない、勝利を分かち合う行為。このパフォーマンスは、2-1で勝利した18日の大分戦の後にも実施された。
しかし、コロナウイルス感染拡大を防ぐためJリーグが定めたガイドラインでは、この手拍子が禁止されており、SNSなどで批判が続出し、波紋が広がっていた。
この状況を受け、G大阪は声明を発表。「事前にJリーグに確認を取った上での実施」であったことを説明したうえで、以下のように謝罪した。
「ルールの解釈に相違があったため、結果としてファン・サポーターの皆様に誤解と混乱を招く結果となりましたことをお詫び申し上げます」
さらに続けて、今後のクラブの姿勢についても改めて説明。「ファン・サポーターの皆様と一緒に、安全・安心なスタジアム運営を第一に一層取り組み、今まで以上にJリーグと連携を図り、Jリーグが定める『新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン』に沿った感染拡大防止に努めてまいります」とコロナ対策の徹底を強調した。
また、“ガンバクラップ”については、当面の間自粛する方針を示している。