4カ月ぶり再開「過去最高の声量」G大阪DJの思い
新型コロナウイルスの影響で中断していたJ1リーグ戦は、4日から再開され、ガンバ大阪は、ホーム(パナスタ)にセレッソ大阪を迎え、大阪ダービーで再スタートを切る。
スタジアムDJである仙石幸一氏(43)が2日、取材に応じ、無観客開催となる一戦を「過去最高の声量」で盛り上げる意気込みを語った。
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開幕戦以来約4カ月ぶりのリーグ戦再開。G大阪はリモートで応援するサポーターのコメントを、ニコニコ生放送(ニコ生)のコメント機能を通じて選手に届ける予定だ。
仙石氏は「僕の目にもメッセージが入ってくると思う。ゴールが決まった時に、(サポーターの)思いを声量いっぱいにのせて、いつも以上に声を出す。スタジアムに3万人、入った時以上に声を出すかも」と予告した。
この試合には、MF遠藤保仁(40)のJ1最多出場記録達成もかかる。出場すれば632試合の新記録を樹立する。
「できればたくさんのサポーターの中で達成してほしかったですが、ダービーで大きな記録を成し遂げられるのであれば、画面越しでも喜んでもらえるようにしたい」
リモートでもサポーターとともに大記録達成を祝いたいという。
01年からG大阪の仕事を始め、今年が20年目になる。「(中断の)4カ月の期間が長くて、再開がこんなにも待ち遠しいものだと再認識しました。マイクを通して気持ちを届けたい」と熱い思いをみなぎらせている。