「得点は素晴らしかったが…」トゥベンテ中村敬斗、1G1Aの大活躍後に一発退場…。まさかの展開に地元紙も反応

果敢なタックルが裏目に…
日本の若武者が話題をさらった。

現地時間9月15日、エールディビジの第6節が行なわれ、トゥベンテは敵地でフォルトゥナ・シッタルトと対戦した。

この試合で良くも悪くも注目を浴びたのが、トゥベンテの中村敬斗だった。

4-3-3の左ウイングで6試合連続のスタメン起用された19歳の俊英アタッカーは、立ち上がりの16分に味方のロブパスに抜け出して、第2節のフローニンヘン戦以来となるシーズン3点目をゲットすると、24分にはハビア・エスピノーサの追加点をアシストした。

1ゴール・1アシストと圧倒的なパフォーマンスを披露した中村は、しかし前半終了間際にまさかの事態に見舞われる。アディショナルタイム2分、相手に果敢なスライディングタックルを仕掛けると、このプレーがVAR検証の末にファウルの判定となり、レッドカードが提示されてしまったのだ。

結局、試合は2-3でトゥベンテが勝利したものの、中村は後味の悪い形でピッチを退く結果となり、良くも悪くも目立ってしまった。

そんなサムライ戦士に対し、地元メディアから次のような評価が寄せられている。

地元紙『Tubantia』は「アイトールからのパスを受けたナカムラ、は飛び出したGKをかわしてゴールにパスするように難なく決めた」と得点シーンを振り返ったうえで、前半終了間際の退場シーンについては、「この日本人は素晴らしい先制ゴールを決めたが、不慣れな守備によってピッチを去った」と綴っている。

また、オランダ全国紙『NU』も、「鋭い飛び出しから焦らずにしっかりと決めた」と得点を称えつつ、「何度も危険な場面に絡み続けたナカムラは、レッドカードで退場させられた」と報じた。

来夏に迫った東京五輪出場を目指す“ミレニアム世代”の期待のひとりである中村。一発退場という思わぬ形でピッチを去ったものの、目に見える結果を残したのも事実。下を向くことなく、この調子を維持していってほしいものだ。

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