G大阪サポレポ vol.42 前半戦総括 2015/07/11
久々の快勝!
第17節の山形戦。序盤から押し込まれる展開が続き、嫌な空気が立ち込めた。しかし、エースの一撃が嫌な流れを断ち切る。50分、ドリブルで持ち 上がった倉田からボールを受けると、巧みなステップで左足を振りぬいた。興奮冷めやまぬ中、59分には股抜きから2点目を。さらに62分、こぼれ球に詰 め、J1の舞台で初のハットトリックを達成した。
1stステージ終盤、勝ちきれないゲームが続いていたが、最後の最後に快勝を見せてくれた。地獄の連戦を勝ち抜いた選手たちに改めて賛辞を送りましょう!
前半戦総括
浦和レッズに無敗での優勝を決められて悲観的な声が多いが、ACLとリーグ戦の「二束のわらじ」状態で4位は大健闘だと思う。浦和は早々にACL を捨てていたし、同じくACLの決勝トーナメントに駒を進めた柏レイソルはリーグ14位と降格圏スレスレの順位である。ガンバは終盤やや失速したものの、 最後まで浦和の優勝に挑んだ唯一のチームだった。「サポーターを最も楽しませているチーム」部門があるとすれば、間違いなくリーグ1位だろう。
とはいえ、上があれば望んでしまうのがサポーターの性である。ACL、スルガ銀行カップ、2ndステージ、そして年間勝ち点王者の全てのタイトルを狙って勝ち星を積み重ねていってほしい。
今季は昨年にも増して宇佐美の活躍が目立った。13ゴールで得点ランクのトップに立ち、代表にも定着してレギュラー奪取に成功した。17歳のデ ビュー当時から注目され続けながらも、A代表とは疎遠だった「青黒の至宝」がようやく日の丸のユニフォームに袖を通したときは感無量だった。
しかし、ガンバは宇佐美だけのチームではないはずだ。昨シーズンの三冠の立役者である大森、倉田、阿部のゴールが激減したのはサポーターとして少 し寂しい。特に倉田と大森は今シーズン未だに0ゴールというのは少し信じがたいところだ。今季は井手口、堂安など若手の台頭もあり、両サイドMFのポジ ション争いはますます熾烈なものとなっている。後半戦は、両サイドMFのゴール量産に期待したい。
また、残念なのは新加入メンバーがなかなか結果を出せていたいところだ。赤嶺はベガルタ仙台で躍動していた姿を知っているだけに、もっともっと試 合に出てきてほしい。ベンチを温めている姿など、彼には相応しくない。小椋もうまくガンバのスタイルに馴染んでいるようには見えない。ガットゥーゾのよう な猛烈な寄せと正確なフィードで試合を作る姿を早く拝みたい。
2ndステージの鍵は両サイドMFとベンチメンバーの奮起にかかっている。熱いプレーで俺たちのハートを揺さぶってくれ!
サポレポとしての反省と抱負
2015年、私は北海道に勤務しながらサポレポを続けています。昨年末の辞令以降、スタジアムに足を運べる回数が激減してしまいました(お金と時 間がない為です)。記事の内容も満足のいくものがほとんどなく、こんな状態でサポレポを続けていいものかと何度も迷い、何度かサポレポを書かなくなってし まうこともありました。
自分はやっぱりガンバが好きで、今後、サポレポにしかできない企画も考えています。しかし、結局大阪あるいはスタジアムに頻繁に足を運ばなければ、サポレポとしては失格だと思うのです。
そこで!
来月、七夕の日に再び辞令が発表されます。もしそこで大阪、あるいは近畿圏内の配属でなければサポレポを他の方に代わっていただこうと思っております。ご興味のある方は立候補する準備をしていてくださいね♪ 配属が決まり次第、募集したいと思います。
もし再び万博の近くに帰ることができれば、私は今までのような試合メインの内容ではなく、スタジアムやサポーターを特集する企画を考えております! プロのライターも、大衆スポーツ紙も書けない、サポレポならではの記事を発信していきたいです!
ガンバ・サポレポの今後については7月11日甲府戦後のサポレポで発表します! 楽しみにしていてください。