【G大阪】パトリック、日本でのプレー熱望…フロントが3冠立役者と契約更新しない理由とは

1日にG大阪と契約を更新しないことが発表されたFWパトリック(29)が2日、日本でのプレー続行を熱望した。今月30日で契約満了となるが、この日も大阪・吹田市内での練習に参加した。「日本でプレーしたい。第一はJ1」と、他クラブからのオファーを期待した。

14年7月に加入したパトリックは、同年の3冠と15年度の天皇杯2連覇に貢献したが、昨年10月に右前十字じん帯損傷と右外側半月板損傷で全治8か月の重傷を負った。母国のブラジルでリハビリをし、3月に再来日。5月28日のJ3・C大阪U―23戦(吹田スタジアム)で復帰したばかりだった。

G大阪の関係者は「パフォーマンスが上がらない状況なので、契約を更新するのはしんどいと言わざるを得ない。日本でプレーしたいという思いも強いので、彼のためにもなる」と、早期決断の理由を明かした。

退団するものの、5日の「ホームタウンふれあい活動」にも参加する。「6月末までの契約なので、チームのためにできることはしたい」と、人格者は最後までチームに恩返しをする。

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