G大阪・宇佐美が終了間際に決勝PK!無敗浦和オレが倒す! デイリースポーツ 7月12日(日)6時59分配信

「J1、G大阪2-1甲府」(11日、万博)

第2ステージが開幕し、第1ステージ4位のG大阪はFW宇佐美貴史(23)が終了間際に決勝のPKを決め、甲府に2-1で競り勝った。

終了のホイッスルと同時に、長谷川監督が拳を突き上げる。早い時間に先制を許すと追いつけない“いつものG大阪”の姿はなかった。終了間際にエースFW宇佐美がPKを沈め、今季リーグ戦初の逆転勝利。苦しみながらも第2ステージを白星でスタートした。

後半だけで10発ものシュートを浴びながら、しのぎ続けた結果、終了間際に相手GKと交錯したFWパトリック(27)がPKを獲得。普段は“絶対的キッ カー”MF遠藤保仁(35)の出番だが、この日は後半40分にピッチを退いていたこともあり、宇佐美がゴール前へと歩み出る。「緊張もなかったし、蹴らせ てもらえれば決める自信はある」。相手GKの逆を突き、ゴール右隅に流し込んだ。

第1ステージ終盤は6戦無敗と調子を上げてきた甲府に先制点を許した。苦しい展開となったが、FWパトリックが決めた1発がチームの気持ちをつないだ。 前半34分、DF藤春廣輝(26)のクロスを頭で押し込み同点に。「前半で追いつけたのが全てだった」と宇佐美が振り返るように、この1発が90分間で勝 ち抜く原動力となった。

「今まで散々いいパス出して、決めてくれなかったので。今日の(PKを蹴らせてもらったこと)でチャラとは言わないけど…」と笑顔で話した宇佐美。パトリックも「絶対勝たなきゃと思っていた」とうなずいた。G大阪の2本柱が後半戦もチームをけん引する。

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