G大阪、今季初の逆転勝利 遠藤も手応え 日刊スポーツ 7月11日(土)23時20分配信
<J1:G大阪2-1甲府>◇第1節◇11日◇万博
G大阪が今季初めて逆転勝ちをした。
ホームの甲府戦は、2-1。第2ステージ開幕戦を勝利で飾った。
前半9分、甲府のMF阿部拓に先制点を許すと、そこからなかなか崩せない。長谷川監督の考えで、ボランチのMF遠藤保仁(35)をトップ下に上げる形をとった。すると、同34分、DF藤春広輝(26)が左クロスを上げ、FWパトリック(27)が頭で決めた。
同点に追い付き、後半13分にMF阿部浩之(26)に替えて、MF大森晃太郎(23)を投入。8月に開催される東アジア杯の日本代表予備登録メンバーに 選ばれたG大阪の8人が全員ピッチに立った。パトリックが倒されて獲得した同45分のPKをFW宇佐美貴史(23)が決めて、勝ち越した。
パトリックは「1点目はGKがミスしたみたいな形になったけれど、決められて良かった。PKはチームの決め事でヤット(遠藤)の次は貴史。勢いで『蹴ろ うかなー?』とは思っていたけどね」と笑った。遠藤も「前線の選手がコンスタントに点を取れればセカンドステージはいいんじゃないかな」と、手応えを感じ ていた。