G大阪 逆転勝ちで3位浮上!倉田&井手口がけん引

◇明治安田生命J1第5節 G大阪3―2新潟(2017年4月1日 デンカS)

逆転で新潟を下しG大阪が3位に浮上した。左足を骨折した日本代表MF今野が不在の中、攻撃をけん引したのはMF倉田とMF井手口だった。

まずは倉田だ。前半9分、ゴール前で浮き球を絶妙なトラップを見せ、DF2人のマークを外し左足で先制点。「心の余裕が強くなった。落ち着いて試合を進められた。代表で行動したり、試合に出させてもらったことで生まれてきたもの」。3月のW杯アジア最終予選UAE戦で途中出場したが「もっとG大阪で結果を残さないと代表で生き残れない」と代表定着への思いを強くし、危機感も口にしていた。その言葉通りの活躍だ。

そして負傷で今回のA代表を外れた井手口は2得点に絡んだ。1点ビハインドの後半28分に元日本代表MF遠藤が交代。ゲームメークとセットプレーのキッカー役も任された。期待通り、後半31分にはFKでDF金正也の同点弾をアシスト。40分には逆転弾を叩き込んだ。チームの大黒柱といえる遠藤、今野が不在でも逆転に成功。18チーム唯一の無敗を守った井手口は「いつまでも2人に頼ってばかりではいられない」と気概を示した。

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