ハリル監督、宇佐美を「ジョーカー」、今野選出は「驚きはない」

日本サッカー協会は16日、東京都内でW杯アジア最終予選のUAE戦(23日=日本時間24日未明、アルアイン)、タイ戦(28日、埼玉)に臨む日本代表メンバー25人を発表。所属クラブでの出場機会が減少している影響でコンディションが心配されたMF香川真司(27)=ドルトムント、本田圭佑(30)=ミラン=も選ばれた。また、MF今野泰幸(34)=G大阪=は2015年以来、2年ぶり、高萩洋次郎(30)=FC東京=は13年以来、4年ぶりに代表に復帰した。

ハリホジッチ監督は会見で、代表に復帰したメンバーについて言及。34歳ながら招集した今野について「驚きはないはず。コンディションが上がってきているように見えた。彼には経験があり、次の試合は経験が必要」と説明し、Jリーグ視察での印象と、敵地での難しい試合を戦うにあたってチームにベテランがもたらす経験に期待した。

初選出となった13年以来のメンバー入りとなる高萩には「昨年、韓国のチームでプレーしていたときからチェックはしていた。フィジカルもありFC東京でのプレーも非常に良かった」と、決してサプライズではないことを強調した。

また、宇佐美貴史(24)=アウクスブルク=について「1戦目(UAE戦)は難しいが、2戦目のタイ戦でいいジョーカーになってくれる」とプレー機会の減少による不安を示しつつ、「自分でボールを受けて違いを作れる素晴らしい選手」と、その突破力に期待を寄せた。

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