G大阪ホームで痛恨2連敗 長谷川監督「前半が全てだった」

「ACL・1次リーグH組、G大阪0-1江蘇」(15日、市立吹田サッカースタジアム)

G大阪がホームで痛恨の2連敗を喫し、通算1勝2敗の勝ち点3で同組3位のままと前節から順位を上げることはできなかった。

G大阪は11日のFC東京戦で左頬骨を骨折したGK東口順昭に代わって、今季横浜Mから加入した23歳GK鈴木椋太が先発した。前半はMF遠藤保仁に対して江蘇MF吉翔がマンマーク気味に対応したことでG大阪のボール回しが停滞。前半39分には昨年チェルシーから2800万ユーロ(当時約36億円)で加入した元ブラジル代表MFラミレスに決勝点となる鮮やかな左足ミドルを決められた。

長谷川健太監督は試合後の会見で「正直、前半が全てだった」と消極的なプレーに終始し、シュート1本に終わった前半の戦いを嘆いた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチのMF倉田は「みんな気持ちは入っていたが、前半はアグレッシブさが全くなかった。リスクを負い切れなかった」。DF三浦弦太も「前半は相手の様子を見てしまった」と振り返った。後半は一転攻勢に転じただけに、選手たちは「(前半は)もったいなかった」と口をそろえた。

最下位アデレード(オーストラリア)と引き分けた2位済州(韓国)との勝ち点差はわずか1と、2大会ぶりの決勝トーナメント進出に望みはつないだ。長谷川監督は「可能性のある限り、Jリーグの代表として恥ずかしくない試合をしたい」と前を向いた。

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