◇明治安田生命Ｊ１第３節　Ｇ大阪３―０ＦＣ東京（２０１７年３月１１日　吹田ス）

ＧＫ東口の好セーブがＧ大阪を快勝へと導いた。２―０の後半３４分に大久保嘉のＰＫを右に跳んで防ぎ、そのこぼれ球に詰めて放たれたシュートを再びブロック。１点差となれば流れも変わった可能性があっただけに、守護神は「ほんま集中していた。（気持ちが）ゲームにしっかり入っていたことが要因だと思う」と誇らしげ。「（ＰＫを止めたのは）プロで初めて。今まで止めていた他のＧＫを見て悔しかった。一つ殻を破れたと思う」と胸を張った。

今季は右足首捻挫で出遅れたが、日本代表のハリルホジッチ監督とルグシッチＧＫコーチが視察する前で健在ぶりをアピール。チームも３得点と爆発し、２位に浮上した。１５日には中３日でＡＣＬ江蘇蘇寧（中国）戦が待つだけに、東口は「次につなげていけるようにしたい」と力を込めた。

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