【J1展望】柏×G大阪|柏の強力アタッカー陣がACLで脆さ見せたG大阪に牙を剥く

柏――R・ロペスが負傷も攻撃陣に不安はない。

J1リーグ第2節
柏レイソル-ガンバ大阪
3月5日(日)/15:00/日立柏サッカー場

柏レイソル
今季成績(1節終了時):1位 勝点3 1勝0分0敗 3得点・1失点

【最新チーム事情】
●鳥栖戦で腰を痛めたハモン・ロペスの出場は未定。欠場の場合は前節2得点に絡んだ武富の出場が濃厚。
●2月26日に行なわれた秋田との練習試合は1-0で勝利。ベテランの栗澤、若手の手塚が存在感を示した。
●今井が右ハムストリングの肉離れにより、約3週間の離脱。

【担当記者の視点】
開幕戦では、苦手としていた鳥栖を敵地ベアスタで破り、白星スタートを切った。3ゴールのうち2点はPKによるものだったが、それも決定機を何度も作り出し圧力をかけ続けた結果だ。

鳥栖戦で腰を負傷したR・ロペスが欠場したとしても、前節2得点に絡んだ武富が控える攻撃陣に不安はない。武富は、昨季第2ステージ5節のG大阪戦で、2アシストを決めクリスティアーノのハットトリックをお膳立て。「G大阪との相性の良さをうまく生かしていきたい」と意気込む。

優勝した2011年シーズン以来の開幕連勝を懸け、武富、クリスティアーノ、D・オリヴェイラの強力攻撃陣が爆発するか。

G大阪――メンバーとシステムの変更も視野に。

J1リーグ第2節
柏レイソル – ガンバ大阪
3月5日(日)/15:00/日立柏サッカー場

ガンバ大阪
今季成績(1節終了時):7位タイ 勝点1 0勝1分0敗 1得点・1失点

【最新チーム事情】
●右足を痛めていた米倉が練習に部分合流。
●ACL済州戦で3バックを採用も、守備が崩壊。
●12日間で4試合をこなす過密日程の最終戦。メンバー交代の可能性あり。
●2012年以降、柏戦は敵地で勝利なし(1分4敗)。

【担当記者の視点】
今季初めて3バックを採用したACLの済州ユナイテッド戦は守備が崩壊し、ホームで大敗(●1-4)を喫した。絶対的な得点源がない今、不用意な失点は許されない。3バックを継続するのか、4バックに戻すのか、長谷川監督の決断に注目が集まる。

柏戦は4連戦のラストゲームで、コンディション的にも最も厳しい状況だ。ACLで負傷した井手口も今節の出場は不透明で、泉澤や堂安ら若いタレントの起用とともに、慣れ親しんだ4-4-2への回帰も視野に入るだろう。いずれにしても、アウェーの柏戦は過去4年間勝利がない“鬼門”。総力戦でこの正念場を乗り切りたい。

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