【G大阪】3発快勝!192センチ長沢「通天閣ヘッド」健太監督に恩返しV弾

◆アジア・チャンピオンズリーグ 第1節 ▽1次リーグH組 G大阪3―0アデレードU(22日・ハインドマーシュスタジアム)

大阪名物のような“通天閣ヘッド”だ。前半21分、DFオのクロスにFW長沢がDF2人にマークされながらも頭でゴール左に叩き込んだ。左足首を痛めて先発は微妙だったが「(オ)ジェソクからいいボールが来た。うまく流し込めた。ピッチに立てた感謝の気持ちがあった」。信頼して先発で起用した長谷川健太監督(51)に恩返しした。

今季、ACLに出場する日本勢4チームのFWでは最長身の192センチ。7日のACL東地区プレーオフに続く2戦連発で、昨年は日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)に注目された男がブレイクの予感だ。「前線の起点にもなってくれて素晴らしい」と指揮官は絶賛した。

前半ロスタイムにMF今野、後半36分にはMF遠藤のFKにDF三浦が頭で合わせ、相手のオウンゴールを誘った。2008年にアジア王者に輝いた栄光の地で快勝し、9度目の出場で初めて敵地でのACL開幕戦で勝利した。浦和が優勝した07年以降、初戦で勝った日本勢の延べ全13チームは1次リーグを突破している。「縁起のいい土地でいいスタートが切れた」と長谷川監督。昨季は2分け4敗で初のACL未勝利に終わったG大阪がベスト4の15年以来、2年ぶりの16強入りに前進した。

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