G大阪 注目は192センチ大巨人FW長沢

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)本大会出場をかけたプレーオフ(7日、大阪・吹田スタジアム)で、昨季J1で4位のG大阪はマレーシアのジョホール・ダルル・タクジム(JDT)に3―0で勝利し、3年連続の出場を決めた。

今季初戦で快勝したG大阪について、元日本代表FW武田修宏氏(49=本紙評論家)は「負けられない戦いなので序盤は少し慎重だったけど、新加入メンバーとの連係も悪くなかったし、ゲームをコントロールできていた。遠藤(保仁=37)を1ボランチにしたことで、より攻撃的なチームになった」と振り返った。

この日の遠藤は中盤の底で攻撃の組み立て役に徹した。武田氏は「パスも回っていたし、リズムもよかった。攻撃のときは効果的だけど、守備に追われる時間が多くなったときにどうなるのか。フォーメーションを変えるか。それともポジションを変えるのか。そこが今季のポイントになるね」と指摘し、ベテランMFの起用法に注目した。

一方で、身長192センチのFW長沢駿(28)が好パフォーマンスを披露。先制後の前半29分に左サイドからのクロスに合わせ、2点目を決めた。

武田氏は「前線で体を張った泥くさいプレーができていた。高さもあるし、フィジカルも強い。今季注目のストライカーじゃないかな。ブレークするかも」と高く評価した。

本戦に勝ち上がったG大阪はACL1次リーグH組に入り、22日の初戦では敵地でアデレード(オーストラリア)と対戦し、26日のJ1開幕戦で甲府と激突する。

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