FW宇佐美が初のハットトリック 「もっともっと得点できるように」 デイリースポーツ 6月27日(土)21時40分配信
「J1、山形1-3G大阪」(27日、NDスタ)
G大阪のFW宇佐美貴史(23)が、J1で自身初のハットトリックを達成した。
リーグ戦6戦ぶりゴールは華やかだった。0-0で折り返した後半に、宇佐美ショーの幕が上がった。まずは5分だ。中央からワントラップして左足グラウンダーで突き刺すと、待望のゴールに右胸の「39」をたたいてアピールし、ガッツポーズを突き上げた。
14分にはGKとの1対1から右足でゴール。その3分後には、味方のシュートのこぼれ球を豪快に蹴り込んだ。ハットトリック達成に一瞬、驚いたような表情を見せた。
試合後は、G大阪サポーターの盛大な宇佐美コールの中、「さらに成長を続けて、もっともっと得点できるように頑張ります」と誓った。
この日の3発で、得点王争いをリードして前半の戦いを終えた。12点の2位・豊田(鳥栖)、11点の3位・大久保(川崎)を後ろに従える、17試合13点。日本代表FWが、大きな手応えをつかんだ。