FIFA公式サイトがG大阪の“至宝”堂安を直撃! 自らが魅了され手本にする2人の名手とは

昨年のAFC U-19選手権でMVPを受賞した18歳新鋭にインタビュー

 ガンバ大阪は7日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ、ジョホール・ダルル・タクジム戦に臨む。今季中心選手としての飛躍が期待される18歳のU-19日本代表MF堂安律だが、FIFA公式サイトのインタビューに応じ、今後の野心を語っている。

堂安が注目されるきっかけになったのは、昨年10月に行われたAFC U-19選手権だった。2列目で攻撃を活性化させた堂安は、同大会でMVPを獲得。このMVPは小野伸二(現札幌)以来、日本人選手として2人目であることも記事では触れられている。

「小野さんは素晴らしい選手だし、彼のような良いサッカー選手になりたいです」と答えた堂安。そして自らのスキルを磨いたものは、1本のDVDだったと明かしている。中学時代にコーチからディエゴ・マラドーナのプレーが収録されたDVDを贈られ、「自分はこのDVDを見て(マラドーナに)魅了されたし、こうなりたいと感じました。マラドーナみたいな偉大なスターと一緒にプレーしたいと夢見るようになりました」と“マラドーナ愛”が芽生えたという。

偉大な先輩から“司令塔の極意”を伝授

 また下部組織から過ごすG大阪でも、「自分にとっての手本」になる存在がいるという。それは小野と同じ1979-80年生まれの“黄金世代”の一員であるMF遠藤保仁だ。「トレーニングキャンプがある時、同じ部屋になることが多くて、自分たちはいつもサッカーについて話している」と、長年にわたって日本代表を支えたプレーメーカーから“司令塔の極意”を伝授されているようだ。

本人は「全力を尽くして経験を積んで、数年後には一流の選手、日本をより高いレベルに導けるような選手になりたいと思う」と語っている。今年5月には韓国でU-20ワールドカップが開幕することもあり、堂安に対する注目は世界的にも高まりそうだが、野心を持って急成長を果たせるだろうか。

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