G大阪3戦勝ちなし…宇佐美8戦不発「リズムが生まれなかった」 デイリースポーツ 6月24日(水)6時59分配信

「J1、柏1-0G大阪」(23日、柏)

G大阪は柏に0-1で敗れた。FW宇佐美貴史(23)はリーグ5戦連続でノーゴールに終わった。柏はエドゥアルドの得点を守り、8試合ぶりの勝利。アジア・チャンピオンズリーグにより、日程が変更された。

強まる雨にぬれながらFW宇佐美はうつむいた。リーグ5戦連続、ACLと代表戦も含めると8戦連続の不発。チームのカンフル剤となるべく代表と同じ2列目左にポジションを下げたが、ネットは揺らせなかった。

「貴史は結果は残せなかったが、存在感は示してくれた」という長谷川監督(49)の言葉通り、チャンスは作った。前半29分には左サイドからFWパト リック(27)のヘディングシュートを演出。後半36分、中へ飛び込むMF倉田秋(26)のポスト直撃弾をアシストしたのも宇佐美だ。

しかし、前半にFKから喫した1点を最後まで取り返せず、宇佐美は「セットプレー1本でやられてしまっている。なかなかリズムが生まれなかった」と、さえない表情で振り返った。

前節で第1ステージ優勝を逃し年間勝ち点1位に照準を定めたG大阪。しかし、エースの不発と歩調を合わせるように、最近3試合勝ちなしと調子が上がってこない。

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