Ｇ大阪は１７日、吹田市内の練習場で関西大と練習試合（４５分×３本）を行い、７―０の貫禄勝ちを収めた。１、２本目は主力組がプレーしたが、元日本代表ＭＦ藤本が２得点。天皇杯準々決勝・横浜戦（２４日、日産ス）へ好調をアピールした。

新たな可能性を広げた９０分間だった。清水でも日本代表でも左利きの特性を生かして右サイドを主戦場としていたが、１１月末の岡山・美作合宿からは左サイドでプレー。「プロ１年目の最初以来だね」と笑ったが「プレーが右サイドいるときよりもハッキリする。中（ゴール前）に１人しかいなくても、ピンポイントで合わせる自信がある。違和感なくやれている」と手応えを強調した。

移籍初年度の今季は負傷もあり、リーグ１３試合無得点。昨年まで所属した古巣横浜戦でこれまでのうっぷんを晴らす。

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