「自分で突破してもよかったけど…」 自信と余裕を示した宇佐美のアシスト GOAL 6月12日(金)1時0分配信

日本代表は11日、イラク代表と親善試合を行い、4-0で勝利した。自身の得点はなかったMF宇佐美貴史だが、そのアシストこそが自信と余裕の表れだったかもしれない。

試合は開始9分までに日本が2点をリードと、余裕のある展開になった。さらに日本を楽にしたのが宇佐美のドリブルだった。

32分、MF柴崎岳からの縦パスを受けるとスピードに乗ったままドリブルを開始した。相手を引き連れ、さらにドリブルでかわし、最後は右へと流れながら左で並走していたFW岡崎慎司にパス。岡崎がこれを決め、前半だけでリードを3点に広げた。

現在J1で最多タイの10得点を挙げている宇佐美としては得点が欲しかったかもしれないが、「自分で突破してもよか」ったけど、オカちゃん(岡崎)がフ リーでしたし」と、さらり。この試合ではまず守備を意識しつつボールを引き出す動きが光り、「使われる質にこだわっていた」と話した。

「そんなに緊張もしなかったし、楽しみながらやれたかなと思う」。この日のアシストも、自信と余裕の表れだったようだ。

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