【J1展望】G大阪×鳥栖|「1勝1分5敗」と分が悪いG大阪。豊田と鎌田を警戒

G大阪――シュートに持ち込めない攻撃。両サイドハーフや1トップが効果的に絡めるか。

J1リーグ・2ndステージ7節
ガンバ大阪×サガン鳥栖
8月6日(土)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

ガンバ大阪
2ndステージ成績(6節終了時):6位 勝点11 3勝2分1敗 9得点・5失点
年間成績(23試合終了時):6位 勝点35 10勝5分8敗 31得点・25失点

【最新チーム事情】
●鳥栖戦は1勝1分5敗と相性が悪い。
●過去のG大阪戦で5ゴールの豊田、直近のG大阪戦2戦で3ゴールの鎌田。ふたりの対策がポイントに。
●前節、広島戦では阿部のゴールで勝利。ホーム吹田スタジアムでは、ここ7戦負けなし(4勝3分)。
●遠藤はJ1通算100ゴールまで、あと1ゴールに迫る。

【担当記者の視点】
前節の広島戦は、阿部の強烈なミドルシュートで1-0と勝利し、第2ステージは6位をキープ。目標に掲げる「ステージ優勝」に向けて、連勝で弾みをつけたいところだ。

ただ、鳥栖は苦手としている相手。初顔合わせとなった12年以来、リーグ戦は1勝1分5敗と相性が悪い。豊田には過去5ゴールを叩き込まれており、直近2試合に限れば鎌田にも3ゴールを決められた。豊田と鎌田のふたりを、いかに封じるかがポイントとなる。

また、攻撃の改善も求められる。前節は阿部の一撃で勝利したとはいえ、攻撃の迫力不足は明らか。シュート数は広島の半分(G大阪7本、広島14本)と少なく、シュートの形に持ち込めていないのが実情だ。

2ボランチの倉田と今野、トップ下の遠藤を中心に組み立て、両サイドハーフや1トップが効果的に絡めるか。攻撃陣の連係も見どころとなる。

鳥栖――注目は新加入のムスタファ・エル・カビル。今節の出場はあるか。

J1リーグ・2ndステージ7節
ガンバ大阪×サガン鳥栖
8月6日(土)/19:00/市立吹田サッカースタジアム

サガン鳥栖
2ndステージ成績(6節終了時):3位 勝点14 4勝2分0敗 11得点・6失点
年間成績(23試合終了時):9位 勝点31 8勝7分8敗 21得点・21失点

【最新チーム事情】
●ムスタファ・エル・カビルの登録が完了。今節の出場もあり得る。
●第2ステージは無敗で3位。ステージ首位も狙える位置に。
●アルジェリア生まれでイギリス国籍を持つ、アイメン・タハールと基本合意に達した。

【担当記者の視点】
注目は新加入のムスタファ・エル・カビル。2011年シーズンにフィッカデンティ監督の下でプレー経験のあるモロッコ出身のFWは、スピードとテクニックを兼ね備えた選手で、豊田の新たなパートナーとして期待が懸かる。今節の出場もあるか。

前節の鹿島戦は、相手のストロングポイントを消すコンパクトな守備が機能した。前々節の福岡戦では、多彩な攻撃を見せた一方、守備も一定の安定感を保ち、好調を維持する。

今節は、強烈なタレントが揃うG大阪を相手に、押された時は中央を固め、機を見て全員で攻め込むカウンター戦術を採用することになるだろう。鹿島戦のように粘り強い守備が求められる。

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