藤春の高校恩師が喝&激励「もっと仕掛けて欲しい」

<リオ五輪・男子サッカー:日本4-5ナイジェリア>◇1次リーグB組◇4日◇マナウス・アマゾニア・アリーナ

リオ五輪サッカー日本代表DF藤春広輝(27)の母校である大阪・東海大仰星高で5日、ナイジェリア戦のパブリック・ビューイングが行われた。部員約40 人と、当時監督だった中村正幸総監督が見守った。試合は4-5で敗戦。藤春はチームの3点目を左サイドからアシストした。画面の向こう側にいるOBが左ク ロスを上げる度、会場は大きく沸いた。

中村総監督は教え子に対して「失点(1失点目)に絡んだのは残念」と、大阪からカツ。藤春は高校時代に攻撃的なポジションであるサイドハーフを務めてい た。中村総監督は「当時はスピードがあるタイプではなかった。ボールを扱う技術、キックがうまいタイプだった」。それだけに、今回も攻撃参加に期待してい る。1アシストにも「もっと仕掛けて欲しい。怖がらずに(前線に)上がって」と、エールを送った。

松井修二主将(高3)は「藤春選手は偉大。誇り。中村総監督がいつも『藤春はランニングの時、倒れ込みながらも(ゴールに)入り込んでいた』と話してくれる。体力がすごかったんだなと。藤春選手みたいになりたい」と憧れていた。

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