G大阪DF丹羽 鉄壁の29歳 日刊スポーツ 6月9日(火)13時2分配信
G大阪の日本代表DF丹羽が、チームのJ1史上最高レベルの堅守を支えている。今季G大阪の1試合平均失点は、リーグ最少の0・71点。まだシーズン半ば だが、08年の大分がマークした年間最少失点記録に並んでいる。その中心にいるのが丹羽で、敵の攻撃を水際で防いだことを示す「自陣ペナルティーエリア内 からのクリア数」は、1試合未消化ながらリーグ3位の46回。元日本代表不動のセンターバックコンビ、中沢の43回、闘莉王の42回を上回る。比較的攻勢 を強めることの多いチームにあって、この数字は際立つ。
29歳でA代表に初選出され、今回の代表戦メンバーではDF最年長。11日のイラク戦でAマッチ初出場を果たせば、29歳4カ月26日で、フィールドプ レーヤーでは歴代11位タイの年長デビューとなる。93年のJリーグ創設以降に初出場した選手に限れば、DF寺田周平(当時川崎F)の32歳11カ月4 日、DF山口智(当時G大阪)の31歳1カ月10日に次ぐ、歴代3位の年長記録だ。