【予想スタメン】ホームでのG大阪戦は4試合負けなし…柏が再び連勝街道を突き進むか

2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第5節
7月23日 19:00 柏レイソル vs G大坂(@日立柏サッカー場)

■柏レイソル 前節は今季“ワーストゲーム”で勝ち点3を獲得、得意のG大阪戦で連勝を狙う

前節のFC東京戦は「特に前半は今季のワーストゲーム」と下平隆宏監督が評するとおり、低調なパフォーマンスに終始した。ミスが多く、パスが2、3本と つながらずに試合の主導権を相手に握られた90分間であり、改善すべき点は非常に多い。ただ、裏を返せば“ワーストゲーム”という内容ながらも、しぶとく 戦って勝ち点3を手にできたことは大きな収穫でもある。若いチームとあって、1stステージから波の激しさに悩まされてきたが、勝負に徹して完封で勝てた ことは若いチームの成長を意味している。

FC東京戦でもビッグセーブを連発した中村航輔がリオ五輪のため今節から不在となる。スタメンが予想される桐畑和繁は、昨年まで柏の正GKを務めていた 菅野孝憲が負傷離脱した際にチームを救う活躍を見せた。今節からは桐畑のプレーに期待がかかる。G大阪の多彩な攻撃に対し、前節のFC東京戦同様、柏守備 陣がしぶとく守れるかがカギになるだろう。一方、攻撃面はクリスティアーノ加入によって攻撃オプションが増え、明らかにパワーアップしている。日を重ねる ごとにクリスティアーノ、ディエゴ・オリヴェイラ、伊東純也の3人の連係は高まり、柏がここ2試合で挙げた4得点は、すべてこの3選手によるものだ。

G大阪は昨季の2ndステージでは敗れたものの、柏にとっては相性の良い相手。今季の1stステージも市立吹田スタジアムで1-0で勝利し、対G大阪戦 公式戦4試合負けなしのホーム日立柏サッカー場でダブルを狙う。1stステージの怒涛の5連勝は、FC東京とG大阪に勝って始まった。1stステージの再 現によって、ここから再び連勝街道へ突き進めるか。(鈴木潤)

■柏予想スタメン
4-3-3
GK
桐畑和繁
DF
湯澤聖人
中谷進之介 メディアを追加
中山雄太
輪湖直樹
MF
栗澤僚一
中川寛斗
大谷秀和
FW
伊東純也
D・オリヴェイラ
クリスティアーノ

■ガンバ大阪 カギは藤春の穴をどう埋めるか、今節はオ・ジェソクの起用が濃厚

直近の2試合をスコアレスドローで終えたG大阪。中でもアビスパ福岡戦は、前半に再三に渡ってゴールに迫りながら決定機をモノにできず。後半も攻撃は単 調になりながらも、何度かシュートチャンスを見出したが、最後まで枠を捉えられなかった。今節戦う柏とのアウェー戦は2011年以来、白星に恵まれていな い“鬼門”だが「柏に勝てばぐっと流れを引き寄せられる」と長谷川健太監督。気合い十分で柏の地に乗り込んだ。

今節よりリオ五輪日本代表に選出された藤春廣輝、井手口陽介がチームを離れたため、先発メンバーはやや顔ぶれを変えた。特にJ1リーグ戦では1試合を除 くすべての試合にフル出場してきた藤春の穴をいかに埋めるかはキーの一つだが、そこは両サイドバックをこなせるオ・ジェソクを据えた。けがから戻って以 降、2nd第3節の大宮アルディージャ戦では右サイドでフル出場を果たしていることから、コンディションは問題ないだろう。また、ボランチは倉田秋を据え たが、今週の練習には小椋祥平や内田達也も競争に名乗りを上げており、今後はポジション争いの激化も予想されそう。前線には、先発となれば3試合ぶりとな るアデミウソンを1トップに、2列目には前節、控えに回った大森晃太郎を据えた。

前述どおり、福岡戦はパトリックが中央でのプレーに固執するあまり、単調さが否めなかったことも踏まえての予想だが、パトリックは途中投入でも迫力がある。チームに変化を与える役割を期待したい。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-2-3-1
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
金 正也
オ・ジェソク
MF
今野泰幸
倉田秋
阿部浩之
遠藤保仁
大森晃太郎
FW
アデミウソン

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