G大阪、宇佐美代役大森が同点弾 敵地で王者圧倒

<明治安田生命J1:鹿島1-3G大阪>◇第2ステージ第1節◇2日◇カシマ

新生G大阪が「宇佐美ロス」を吹き飛ばした。鹿島との開幕戦は敵地で3-1の快勝。MF遠藤はCKからの2アシストを含む全得点に絡む活躍だった。ドイ ツ1部アウクスブルクへ移籍したFW宇佐美から第2S優勝を託されたチームは、第1S王者を下す最高のスタートを切った。

宇佐美の移籍が決まり、6月下旬にチームで送別会を開催した。全員で歌を歌い送り出すと、最後にあいさつをした宇佐美は涙を流していた。「みんなに(優勝 を)任せるから」と言葉を残した。第1Sは6位に終わり、首位の鹿島とは勝ち点15差。第2S初戦で勝たなければドイツにいる仲間が安心できない。宇佐美 の代役で先発したMF大森は同点ゴールを決めた。「何とかしてでも自分のプレーをやったろうという気持ちだった」。

第1Sの王者を敵地で圧倒した。遠藤は「今日の勝ちは大きい。切り替えて、次の試合につなげていきたい」。今野は「ここから上昇するしかない」と、鋭い視線で誓った。目標の第2S優勝へ、成長を続けるG大阪は確かな手応えを得た。

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