明治安田Ｊ１第１ステージ第１３節第１日（２１日、広島１－３Ｇ大阪、Ｅスタ）Ｇ大阪は敵地で広島に３－１で勝利。守備的ＭＦで先発した倉田秋（２７）が１ゴールの活躍。昨年はチャンピオンシップ（ＣＳ）決勝で敗れた相手に、力を見せつけた。

昨年、苦杯をなめさせられた相手を、Ｇ大阪が圧倒した。ボランチに抜てきされたＭＦ倉田が躍動。中押しの２点目で勝利に導いた。

「ただ守るだけのボランチだったら、違う選手でもやれる。自分にできるプラスアルファをと思っていたなかで、ゴールできたことはよかった」

１－０の後半１９分、センターサークル付近でボールを拾うと、ＭＦアデミウソンとのワンツーでゴール前へ。冷静に右足シュートでネットを揺らした。昨年、ＣＳ決勝で敗れた場所での完勝に「年に何回もやる相手。こういうサッカーをしていきたい」と、こぶしを握った。

ＭＦ遠藤をトップ下で起用する方針を固めたこともあり、今季初めて守備的ＭＦで先発。長谷川監督も「すばらしいプレーをしてくれた。ボランチにまた新しい選手が出てきた」と絶賛。これで暫定６位に浮上だ。

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