【G大阪】倉田、ボランチで今季初ゴール

◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第13節 広島1―3G大阪(21日・エディオンスタジアム広島)

G大阪のMF倉田秋(27)が、バイエルンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(25)をイメージした“ボランチ像”で活躍をみせた。本来は2列目 が本職の倉田だが、21日の広島戦にボランチで先発起用されると、1点リードの後半19分には、こぼれ球を拾ってドリブルで仕掛け、MFアデミウソンとの ワンツーで最前線まで飛び出して右足で今季初ゴール。さらに後半37分には、カウンターからのラストパスでFW長沢のゴールをアシストした。

慣れないボランチで出場したこの日、試合前にはバイエルンの技巧派MFチアゴ・アルカンタラの映像をみて「決定的なパスを出すイメージ」を膨らませて試合に臨んだ倉田。不安視されていた守備でも、素早いプレスバックで広島の2シャドーを抑え、攻守で貢献した。本職はボランチだが、この日はトップ下に入ったMF遠藤は「うまく機能しましたね。(倉田)秋が前に出て行けば、僕がカバーするということは考えていました」とボランチ、トップ下をこなすふたりで、 攻守に補完しあいながらのプレーに納得の表情をみせていた。

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