【G大阪】ACLより目先の柏戦、宇佐美は再びトップ下起用濃厚

G大阪は14日、リーグ戦2連勝を狙う柏戦(15日・吹田スタ)に向け、大阪府吹田市内で調整した。

柏戦後の19日には、負ければ1次リーグ敗退が決まるACL・水原戦が控えるが、長谷川健太監督(50)は「水原戦のことを考えることはしない」とあく まで現状のベストメンバーで挑む考え。公式戦5試合ぶりの勝利を挙げた10日の仙台戦と同じく、MF宇佐美をトップ下、MFアデミウソンを左サイドMFに 置く布陣で臨む可能性が高くなった。

仙台戦では立ち上がりから激しくプレスをかけて主導権を握り、前半16分までに3点を奪ったが、体力が落ちた後半は、ボールを奪ってもミスでまた失う形 が続出し、シュート0本と防戦一方になった。「前半のような形を90分間やれることが理想。仙台戦でできたことに、さらに上積みを加えたい」と指揮官。押 し込まれる時間帯があっても、ボールを奪い返した後のミスを減らし、前にボールを運んで自分たちのペースを奪い返すプレーを要求した。

また仙台戦で今季リーグ戦初ゴールを挙げた宇佐美は「一気にいけると自己暗示をかけたい。ひとつ(得点が)決まったことで、流れができたと自分をだます ことも大事」と2戦連発へ意欲。さらに攻撃の鍵を握るアデミウソンとのコンビについては「僕が彼を生かす。気持ちよく前を向いてプレーできるようにした い」とサポート役への立候補も。仙台戦ではキレのある動きで1得点1アシストをマークしたブラジル人アタッカーの力を引き出すため、中盤で攻撃を組み立て るプレーもこなす考えを示していた。

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