アジア杯のリベンジ!宇佐美、W杯最終予選で“アラブの王様”倒す

“アラブの王様”に気をつけろ!! G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)が2018年ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせが決まって一夜明けた13 日、吹田市内での練習後に取材に応じた。初戦で対戦するアラブ首長国連邦(UAE)の司令塔MFオマル・アブドゥルラフマン(24)に警戒を示した。

試合に出ていなかった宇佐美にも、UAEに対する苦い思いは頭に残っていた。日本を苦しめた司令塔を、要警戒人物としてあげた。

「UAEは中東っぽくないチームで、キングダムサッカーという感じ。10番が王様ですよね。僕は出ていなかったですけどアジア杯で負けているし、そのリベンジに加わっていければ」

9月1日に初戦で相まみえるライバルは、昨年のアジア杯準々決勝でPK戦の末に敗れた因縁の相手。そのときの中心だったのが背番号10・アブドゥルラフマンだ。左利きの司令塔は、宇佐美の脳裏にも鮮明に焼き付いていた。

待ち望んだ舞台でもある。5試合に出場した2次予選は格下相手で守りを固められることがほとんどだったが、最終予選ではそうはならないと予想。「打ち合 える相手との戦いが増えると思う。そうなればやっていることも出しやすくなると思う」。ハリル・ジャパンでは最多の14試合に出場。指揮官の思惑は十分に 熟知しており、まだ理想のサッカーに届いていないこともわかっている。次の舞台こそが真価を発揮できる場になるというわけだ。

前回のブラジルW杯アジア最終予選では、豪州戦でFW本田(ACミラン)が後半ロスタイムにPKを決めて世界最速で切符をつかんだ。宇佐美は「一番直近だし、印象に残っている」と思い返した。最終予選に初出場することが確実な今回は「心境は全然違います。W杯はそこにいくことがサッカー人生の目標といっ ても過言ではない」と自覚し、決戦の舞台に立つ。

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