【G大阪】宇佐美、今季初ゴール“娘に感謝弾”「悩まず過ごせた」

◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第6節 仙台1―3G大阪(10日・ユアテックスタジアム)

G大阪の日本代表MF宇佐美貴史(23)が、開幕6試合目で今季リーグ戦初ゴールを挙げた。前半14分、ドリブルで約50メートル独走すると、右足でミドル弾を決めた。

「これだけ試合に使ってもらえれば、どこかで決められるのはわかっていた。まだ全然(チームにかけた迷惑を)返せていない」。今季の得点は2月20日のゼロックス杯広島戦以来、2点目。実に公式戦10試合ぶりとなる得点に、浮かれた様子はなかった。

宇佐美は昨季も夏場、日本代表のハリルホジッチ監督から高すぎた体脂肪率を減らすよう厳命されて調子を落とし、11試合無得点と苦しんだ。しかし今回は「以前とは違い、考えすぎることなく、ポジティブに努力を継続できた」と振り返った。

それは、昨年12月に誕生した長女・菫(すみれ)ちゃんの存在があったから。「娘と過ごす時間のおかげで悩まずに過ごせた」と言う。チームも前半16分 までに3得点を重ね、公式戦5試合ぶりの勝利を飾った。エースが見せた復調の兆しは、苦しい序盤戦を過ごすG大阪の“春の便り”となるか。

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