元日本代表主将で、今季からＧ大阪Ｕ―１８を率いる宮本恒靖監督（３９）が９日、監督として公式戦デビューを果たした。この日、大阪・吹田市の万博記念競技場で行われたＵ―１８高円宮杯プレミアリーグ開幕節・大津高（熊本）戦を指揮。メンバー発表の際には選手以上の声援を浴びた。

ジャケット、綿パン、スニーカーとラフな姿でベンチ前に立つと、前半４分と後半２６分の得点シーンにも顔色を変えず終始冷静。２―０で完封勝利をおさめた。

大半の選手から「ツネさん」と親しまれる宮本監督は、Ｇ大阪の現役時代に慣れ親しんだ会場で初陣を飾り、「早い時間に先制できたのが良かった」と笑顔。「ベンチからの目線だけでなく、自分が現役時代に感じた選手目線も大切にしたい」と今後を見据えた。

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