ACLグループ突破に黄信号 公式戦9試合無得点のG大阪FW宇佐美「僕がいる意味がない」

「自分が決めないと、と思う」

ACLグループステージ第4節が6日に開催され、ガンバ大阪が上海上港(中国)と対戦した。

3節を終えて2分1敗と勝利がなく3位に沈むG大阪がホームにグループ首位の上海上港を迎えての一戦。試合は序盤から上海上港が主導権を握るが、G大阪も 25分にFW宇佐美貴史が連動した攻撃からゴールを狙うと、宇佐美は前半終了間際にも強烈なシュートを放つ。しかしゴールが奪えないでいると66分、G大 阪は自陣ゴール前で相手攻撃陣に自由を許してしまい、上海上港FWウー・レイが先制点を決めた。勢いに乗る上海上港は6分後にもFWルー・ウェンジュンが ミドルシュートで追加点。G大阪は最後までネットを揺らすことができず、ホームで完敗となった。

試合後、宇佐美は敗戦に対し「自分たち自身の勝つために必要な細かい点が鋭くなっていない」とコメント。「ただ、そういう時にチームを勝たせないと、と僕 は思っている。チームにリズムをつかんでいかせることができる選手、存在でいたいので、自分が決めないと、と思う。今日も決めていないし、この間の試合 (Jリーグ第5節 横浜FM戦 ●1-2)もそうですけど、僕自身はすごく責任はあると思っている。こういう試合で勝たせていかないと、話にならないと思います」と反省を口にしている。

また同選手は自身に訪れたシュートチャンスについても「結果論ですけど、2つ、3つあったシーンを決めていれば、話は全然変わっていた」と話し、「どういうシュートであれ、枠にねじ込む感覚をもっと伸ばしていかないと、僕がいる意味がない」と今後の飛躍を誓った。

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