【G大阪】PK職人・遠藤が5年ぶりに失敗!12位に後退

◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第5節 G大阪1―2横浜M(2日・市立吹田サッカースタジアム)

PK職人がまさかの失敗だ。G大阪は1点を追う後半ロスタイム。日本代表MF宇佐美が倒されて得たPKに、キッカーはJリーグのPK歴代最多得点記録 (27点)を持つ元日本代表MF遠藤。ホームのサポーターで埋め尽くされたスタンドを正面に見据え、ゴール左を狙ったキックは、横浜MのGK飯倉にはじき 出された。

リーグ戦では11年3月5日のC大阪戦以来、約5年ぶりとなるPK失敗。遠藤は「自分のミス。(GKに)読まれただけ。それ以上はない」とチームのACLを含めて公式戦3連敗に直結することになった失敗を、淡々と振り返った。

初めて前線に左から宇佐美、パトリック、アデミウソンが並ぶ“強力3トップ”で挑んだこの試合は、前半19分には宇佐美、パトとつないで今季横浜Mから 加入したアデミウソンが、古巣相手に移籍後初ゴール。しかし中村の芸術的FKで追いつかれると、後半25分には宇佐美がゴール前で迎えた決定機を逃し、直 後のカウンターで勝ち越しゴールを献上した。

新布陣で新たな攻撃の形は見せたが、勝利には結びつかず。宇佐美は「自分の責任。(遠藤が)PKを外したことは関係ない」と自身7試合無得点の現実を受け止めた。主将の珍しいミスに、エースの不振。悪材料が重なり、優勝候補の一角が12位まで順位を落とした。

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