J1リーグ 第1S第14節(30日)G大阪、意地の引き分け 産経新聞 5月31日(日)7時55分配信
これぞ昨季王者の底力-。後半ロスタイム、G大阪はMF遠藤のFKをFWパトリックが頭で押し込み、意地の引き分けに持ち込んだ。FW宇佐美は「内容はよくなかったけど、次につながる」とうなずいた。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、8強入りを決めた戦いから中2日。疲労に加え、守備の要でもあるMF今野を出場停止で欠き、苦しい時間が続いた。前半20分のPKによる失点は自陣深く押し込まれた焦りからのミスで与えた。
地震の影響で試合が一時中断するアクシデントにも動じなかった。「集中力が切れることはなかった」と遠藤は涼しい顔で話した。勝ち点1をもぎとり、首の皮一枚で第1ステージ優勝へ望みをつないだ。「はい上がる力が強み」とMF倉田。あきらめていない。