FK任せろ!宇佐美、プレースキッカー“就任”に意欲「いい状態」

日本サッカー協会は17日、東京都内でロシアW杯アジア2次予選の終盤2試合に臨む日本代表24人を発表した。吹田市内で練習したFW宇佐美貴史 (23)=G大阪=は、プレースキッカーの“就任”に意欲満々。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が唯一選び続ける秘蔵っ子は、新たな武器を引っさげて 期待に応える。勝ち点16でE組首位の日本は、24日にアフガニスタン、29日にシリアと対戦する。

ハリル・ジャパン2年目の進化へ、宇佐美が新たな武器を持って挑む。重要な得点源でもあるプレースキッカーに名乗りをあげた。

「今は(キックの精度が)いい状態だし、任せてもらえるのなら。試合の中でも、プレーで(蹴らせてもらえるように)主張していきたい」

G大阪では不動だった元日本代表MF遠藤に代わり、今季からキッカーをつとめている。遠藤が合わせる側で好プレーを見せていることもあり、すでに公式戦では3得点を生み出した。

代表ではFW本田(ACミラン)、MF柏木(浦和)と左の名手はいるが、遠藤が選出されなくなって以降、右は固定されていないだけにチャンス。MF香川(ドルトムント)、清武(ハノーバー)らがライバルになるが、存在感を主張していくつもりだ。

ハリル体制になって以来、唯一全試合に招集。指揮官は「日本のフットボールにこれほどのタレントを持った選手はいない」と評価し「我慢して育てていかないと」と伸びしろも強調する。

「しっかりと貢献したい。チームのために全力を尽くす」と宇佐美。日本を最終予選に導き、自身も新たなステージへ進む。

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