G大阪初瀬がSB救世主に「結果を出せるよう準備」

G大阪高卒ルーキーDF初瀬亮(18)が、負傷者続出のサイドバック(SB)で救世主になる。

16日、大阪・吹田市内で約1時間半練習を実施。右SBのDF米倉、オ・ジェソクが15日のACL上海上港戦で負傷し、左SBのDF藤春も試合終盤には 足を引きずりながらプレーするなど、故障者が続いた。藤春自身は「大丈夫。試合にも出られる」と話しているため、練習で初瀬は右SBに入った。

長谷川監督は19日神戸戦の起用について「状況によっては初瀬の右(SB)もある」と話し、初瀬も「いつチャンスがきても結果を出せるように準備していきたい」と意気込んだ。

初瀬は6日の甲府戦で左SBとして公式戦デビュー。いきなりアシストを記録した。2月14日の名古屋とのプレシーズンマッチでは、先発で右SBもこなし ていた。18歳のDFは「得意なのは左ですけど、両方極めたいというのはある。左右関係なくできれば、監督も起用しやすいし自分のためになる」ときっぱ り。G大阪のSBはDF藤春、米倉が日本代表候補、オ・ジェソクも3月のW杯アジア2次予選で初めて韓国代表に選ばれ、競争率が高い。その中でも、初瀬は 常に高い闘争心を持っている。

「(甲府戦のアシストという)結果を出しても次の試合ではベンチ外だった。今はそれが現状。まだ信頼されていない。しっかり準備していきたい」

オフには髪の毛を茶色に染め、パーマも当てた。「髪形変えました。でも、サッカーで目立てるように頑張ります」。高卒のルーキーが代表勢がそろうG大阪のDF陣を底上げする。

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