【ACL】G大阪が未勝利で折り返し。エウケソンに2点を奪われ、アウェーで上海上港に敗れる

パトリックのゴールで一時は追いついたが…。

 3月15日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ・第3戦で、G大阪が上海上港に敗れた。パトリックがゴールを決めたものの、上 海上港のエウケソンに2点を許して1-2。3試合を終えて2分1敗のG大阪は、グループG・3位となり、2位メルボルン・ビクトリーとの勝点差は3に開い た。

スピードとパワーを活かして攻撃を仕掛けてくる上海上港に、G大阪は大いに苦しめられた。特に前半は、ガーナ代表のアサモア・ギャンやウー・レイにスペー スを狙われ、これを撥ね返してもセカンドボールを拾われて2次攻撃を受ける。まさに防戦一方で、いつゴールを奪われてもおかしくない劣勢が続いた。

そして迎えた前半終了間際の41分。セットプレーから、ついに先制を許してしまう。コンカのFKを撥ね返そうとした遠藤のクリアが不十分で、ボールが ファーサイドに流れる。すると、このルーズボールに反応したギャンがヘッドで折り返し、ゴール前に詰めていたエウケソンに右足で流し込まれた。このまま 0-1で前半を折り返した。

後半に阿部に代えて倉田を投入すると、G大阪の攻撃のリズムは良くなる。宇佐美がボールを受ける機会が増え、この日本代表FWを起点に厚みのある攻撃を仕掛けた。60分には、宇佐美のFKにパトリックが合わせて同点ゴールを叩き込む。

しかし、直後の62分。前がかりになっていたG大阪は一瞬の隙を突かれ、クロスからエウケソンにヘッドで2点目を決められてしまう。G大阪はその後、 SBを高い位置に上げてゴールを狙ったが、反撃及ばずに1-2で終了。アウェーで手痛い敗戦を喫し、3戦未勝利でグループステージを折り返した。

G大阪のACL第4戦は、4月6日(水)。ホームで上海上港とのリターンマッチに挑む。

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