◇Ｊ１第１Ｓ第１４節　Ｇ大阪―横浜（２０１５年５月３０日　日産ス）

ピンチを乗り越え、首位・浦和を追いかける。Ｇ大阪は２９日、３０日の横浜戦（日産ス）を前に吹田市内で非公開調整し、敵地へと向かった。

今季出場した公式戦で１２勝１分け１敗と高い勝率を誇る日本代表ＭＦ今野が累積警告のため出場停止。その穴を埋める存在として、３月２２日の甲府戦で負 傷した右大腿が癒えたＭＦ明神の先発が有力となった。対外試合への出場もなく“ぶっつけ”起用となるベテランは「コンディションは大丈夫。問題なくできる と思う」と約２カ月ぶりの実戦復帰に闘志。４連勝と好調な相手を「前戦のコンビネーションも良くなってきている」と警戒した上で「準備はしてきたし、あと はピッチでやるだけ」と力をこめた。

さらに状態が万全でないＤＦ岩下も中２日の日程を考慮され、ベンチスタートが濃厚。守備の要として期待がかかるＤＦ丹羽は「誰が出てもやってくれる。そ こがウチの強み」と不安なしを強調した。横浜戦の後はホームで鹿島、神戸戦が控える３連戦。日本代表入りを狙う頭脳派ＤＦは「この３試合で、第１ステージ 優勝できるかどうか決まる。勝って帰ってきたい」と必勝を誓った。