新本拠地「少しずつ慣れた」=G大阪、攻撃サッカー取り戻す-Jリーグ

G大阪サポーターに歓喜の瞬間が訪れた。新本拠地の市立吹田サッカースタジアムで、公式戦3戦目にして初勝利。長谷川監督は「ホームでようやく勝てて本当によかった」と留飲を下げた。
前半は無得点に終わったものの、速く正確なパス回しで相手守備を揺さぶってスペースを突き続けた。セットプレーで後半4分に先制。宇佐美の左CKに今野が頭で押し込み、均衡を破った。以降も攻め手を緩めず、前線で相手に圧力をかけ続けた。
これまでイレブンは、グラウンドの変化に違和感を持っていた。ピッチとスタンドとの距離感に戸惑い、芝は昨季までの万博記念競技場と比べ1センチほど長い。そんな中で、2点目は流れの中から生まれた。遠藤のスルーパスから藤春、阿部へと滑らかにつないだ連係。今野は「このスタジアムに少しずつ慣れてきた かな」と実感を込めた。
公式戦6試合目にして今季初の1試合2ゴール。「なかなか点が取れていないが、前回の勝利から攻撃的なサッカーができている」(長谷川監督)。本来の形を取り戻し、勢いをつけられそうな快勝。ガンバが新たなスタートを切った。

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