【大宮】家長の古巣弾も3連勝ならず!沼田も「悔しい」

◆J1第1ステージ第3節 G大阪2―1大宮(11日、吹田スタジアム)

試合終了後のミックスゾーン。大宮DF沼田が開口一番、「悔しい」と苦い表情を浮かべた。12、13年にはG大阪に在籍しただけに、古巣との一戦は並々ならぬ意欲を見せていた。だが、終わってみれば1―2。悔しさが残る敗戦となった。

0―1で迎えた後半16分。右サイドに位置した際にG大阪MF遠藤にスルーパスを通され、DF藤春に裏を突かれ、MF阿部に2点目を奪われた。「追加点は自分が裏を取られてしまった。2点目はちょっとこたえました・・・」と背番号5は下を向いた。

前半はG大阪ゴールを襲うシュートも放った。前半38分、ペナルティーエリア外の左45度から浮き球に左足で合わせた。ボールはドライブ回転がかかり、 G大阪GK東口の守るゴールマウスを捕らえた。「ガンバを出てからは、ガンバを倒したいと思ってた」試合前に語っていた言葉。思いを込めた左足シュートはGKにはじかれた。

今季、讃岐から大宮に移籍。G大阪と同じ舞台に立つことで意欲に燃えていた。「成長した姿をガンバの選手、サポーターに見せたい」。もちろん勝ってその 雄姿を見せるつもりだった。終了間際にFW家長がゴールも、1―2の敗戦。チームの連勝もストップした。「やれた部分もある。そこはポジティブに考えたい」。次戦は20日にホームで昨季王者の広島を迎え撃つ。再び白星をつかむため、沼田は左サイドを駆け回る。

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