G大阪・宇佐美、少年団の先輩・家長と「対戦楽しみ」

J1G大阪は11日、J1第1ステージ第3節・大宮戦(吹田スタ)に挑む。10日は市立吹田サッカースタジアムで非公開で練習した。日本代表FW宇佐美貴 史(23)は京都・長岡京サッカースポーツ少年団の先輩でもある大宮のエースMF家長昭博(29)との対戦を心待ちにした。

「誰かと対戦することを楽しみとか思わないけど、あの人だけは楽しみ。ずっと自分の先をいっている人。同じピッチに立てるのはうれしいですね」

11日に対戦する元日本代表MFは、長岡京SSからG大阪まで同じ道を歩んだ6歳上の先輩。G大阪ジュニアユース時代には同学年の日本代表FW本田圭佑 (ACミラン)を圧倒した男だ。宇佐美はお兄さんが同級生だったこともあって接点も多く「憧れていたし、小さいときは背中を見て育った」。小学時代から天 才とうたわれていた家長を追いかけ続けてきた。

「長岡京じゃなくて、“家長”京やといわれていた」というほど絶対的な存在だった。

「大会では決勝以外は本気でやってない。でも決勝の大舞台で強い相手に誰が活躍するかというと、いつもあの人だった」。自身も同じような振る舞いをしたときには「監督にカミナリ落とされました」と苦笑いした。大先輩との直接対決を制して、新スタジアム初勝利を手にする。

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