Ｇ大阪長谷川健太監督（５０）が９日、前線の選手へハッパを掛けた。

大阪・万博練習場で１１日の大宮戦（吹田スタ）に向けて、非公開練習を実施。ＦＷ宇佐美ら攻撃陣に対し「点を取れないのが現状。前線の選手はそろそろ、 エンジン全開でやってもらわないと。チャンスの数は例年の立ち上げ（シーズン序盤）より多い。後は決めきれるかどうか」と強めの口調で語った。

相手の大宮は、今季からＪ１を戦う状況下で現在２戦２勝の勝ち点６。東京、柏をいずれも完封で退け、失点知らずと勢いに乗る。長谷川監督は「選手全員が ハードワークをする。全員が勝つために走っている」と分析。Ｇ大阪はここまで富士ゼロックス・スーパー杯、ＡＣＬを含む公式戦５戦でわずか３得点。ＦＷに 限っては宇佐美、長沢の計２得点にとどまる。破壊力抜群のサッカーを取り戻し、新スタジアム初勝利をつかみたい。

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