みそぎ星導く!G大阪・宇佐美、汚名返上へ「とにかく勝つ」/ACL

サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は1日、ソウルなどで1次リーグ第2戦が行われ、FC東京が初勝利をあげ、広島は2連敗となった。G大 阪は2日、メルボルン・ビクトリー(豪州)と対戦(吹田スタ)。1日は吹田市内で前日練習した。2月28日のJ1開幕・鹿島戦(同)で失点に絡んだ日本代 表FW宇佐美貴史(23)は、みそぎの勝利を誓った。

汚名返上だ。新スタジアムの公式戦初戦で面目を失った宇佐美が、今度こそ今季初勝利に導く。

「とにかく勝つことしかない。この前の失点は自分の責任。勝ちに貢献できるようにやるだけ」

連戦を考慮して鹿島戦では温存され、後半21分に出場。しかし、自らがマークを外したところから崩され、決勝点を献上した。このプレー以外でも覇気が見られず、長谷川監督は「厳しい言葉もかけた」とお灸をすえたことを明かした。同じミスは繰り返せない。

相手DFデルピエーレは、2012年のホッフェンハイム時代のチームメート。「1年間、一緒にやっているし、他の選手よりも知っている」。1メートル93の長身ゆえ「空中戦よりも、下でボールを動かしていくことができれば」と地上戦で崩すイメージを思い描いた。

平日夜に開催されるACLは毎年、集客に苦戦する。約4万人収容の新スタジアムも例外ではなく、現状では1万人前後の見込み。情けない試合が続けば、今後に悪影響が出ることは必至だ。初戦はアウェーの水原戦で引き分けた。ホームで勝ち点3をつかみ、負の連鎖を断つ。

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