11月7・8日「Jリーグ」勝敗予想(2)監督交代の水戸は千葉に有利?大阪ダービー引き分けでG大阪が降格圏転落か
華やかな上位争いの裏で、生き残りを懸けた残酷なサバイバルが繰り広げられている。今回のtoto(J1第14節・10試合、J2第16節・3試合対象)の最大の注目は、一つの勝敗が天国と地獄を分ける「残留争い」だ。監督交代という劇薬、因縁の大阪ダービー、そして過密日程の疲労……。様々な思惑とデータが交錯する中、降格圏の顔ぶれがガラリと変わる波乱の匂いが漂っている。大逆転のシナリオを徹底予想しよう!
■水戸の恩師復帰は千葉へのプレゼントになるのか
上位争いが混戦だが、残留争いも熾烈である。今節、数字上は14位の京都サンガF.C.までに、降格圏に沈む可能性がある。
残留ラインの下に落ちるチームがあるとすれば、入れ替わりで浮上するチームもあるということだ。今節に降格圏を脱するのは、18位のジェフユナイテッド千葉になりそうだ。
千葉は前節、最下位から脱出した。うれしい今季2勝目を挙げたからだ。そして今節、今季3勝目を挙げると予想する。
ホームに迎えるのは、水戸ホーリーホックである。勝点1差で追ってくる相手であり、残留争いの直接対決として、負けた際には大きな手となる。
だが、今回は千葉に有利な要素がある。水戸の指揮官交代だ。
水戸は前節を前に、樹森大介監督を解任した。後任となったのは、森直樹フットボールダイレクター。この監督交代が、千葉に有利に働きそうなのだ。
森監督は2025年、水戸を率いて初のJ1昇格へと導いた。J2優勝を果たしての、堂々のJ2卒業だった。
だが、J2を制した水戸が、2025年に1勝もできなかった相手が3つある。そのひとつが、千葉なのだ。
この顔合わせでは千葉が17勝6分11敗と勝ち越している。だが、ともにJ1に昇格した今年、積極的な補強も施した水戸とは、百年構想リーグで2試合ともに引き分けた。
こうして五分の争いに持ち込んでいたが、フットボールダイレクターに転じていた森監督が再び指揮官に就任。千葉としては、手腕を熟知し、相性も良い敵将の再登板だ。前進するための熟慮の末の水戸の判断だが、今回ばかりは千葉へのプレゼントになりそうだ。
千葉自身の調子が上向いていることも大きい。大事な残留争いの直接対決で、千葉が勝点3を積み重ねるだろう。
■C大阪とのダービーで勝ち切れないG大阪が降格圏へ転落か
18位の千葉が勝っても、上位にいるチームが勝点を落とさなければ降格圏の入れ替えはない。だが今節、つまずくチームがあるとみる。
16位につけるガンバ大阪だ。
14位の京都までに降格圏に沈む可能性があるが、京都はホームでは過去20試合中8試合が引き分けに終わっている名古屋グランパスと、今回も勝点を分け合う可能性が高いとみる。15位のV・ファーレン長崎は最下位のアビスパ福岡との対戦で、勝利の公算が高い。監督交代を経て連勝を飾った17位の東京ヴェルディは、調子の上がらない清水エスパルスを下すだろう。
こうして他チームがポイントを積み上げる中、千葉に勝点で並ばれそうなのがG大阪なのだ。
G大阪は今節、セレッソ大阪とのダービーを迎える。
過去の対戦成績では、G大阪が30勝12分22敗と勝ち越している。だが、気になるのがスタジアムの問題だ。
C大阪はかつてのG大阪のホーム、万博記念競技場を苦手としていた。対戦成績は3勝1分12敗で、勝率は18.8%に過ぎなかった。
だが、G大阪の新たなホーム、パナソニックスタジアム吹田に乗り込むと、5勝4敗と勝率55.6%にアップ。良い思い出を持ち帰ることが多いのだ。
また、G大阪がACLを挟んでいることも気になる。ACLやルヴァンカップで大量点も取るなど奮闘するのだが、その勢いが直後のリーグ戦につながらず、勝ち切れない。今週もACLエリートを戦い、敵地で引き分けに終わったものの韓国で3ゴールを奪ったのだが、そのリズムが今節につながるかに疑問が残る。
G大阪は着実に前進してはいるのだが、上記のような理由から結果は引き分けになると予想する。すると、千葉に勝点13で並ばれることになる。
どちらが上に立つかは、得失点差や総得点次第。今の千葉ならば複数得点で勝って降格圏を抜け出す見込みは十分。G大阪が18位へと後退することになるだろう。
今回のtotoの購入締切は11月7日で、ネット決済による公式サイトでの販売は12時50分(コンビニ決済は11時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。



