宇佐美、アシストで貢献!G大阪 柏に続きACL8強進出 スポニチアネックス 5月27日(水)20時56分配信
ACL決勝トーナメント1回戦第2戦が各地で行われ、G大阪はホームでFCソウル(韓国)と対戦。3―2で連勝し、2戦合計6―3で優勝した08年以来の 8強進出を果たした。柏が26日に一足早く準々決勝へ駒を進めているが、Jリーグ勢2チームの8強進出は09年の川崎F、名古屋以来6年ぶりとなった。 準々決勝の組み合わせは6月18日に決まる。
G大阪は20日敵地ソウルでの第1戦を3―1で制しており、有利な状況だが、前日に長谷川監督が「勝ちに行く」と語っていた通り、ケガを抱えているMF遠藤やDF岩下が強行先発。油断を排除しベストメンバーで勝利を狙った。
前半16分、FW宇佐美がペナルティーエリア中央手前からゴール左サイドへ斜め方向にドリブル。DFを引きつけてクロスを上げる。中央でFWパトリックが頭で合わせて先制。宇佐美がアシストを記録した。
前半42分、FCソウルのセットプレーで藤春が競り合いでファウルを取られPKに。決められたら同点となるピンチを招いたが、FWモリーナが枠外に外した。
運も味方にしたG大阪は45分、相手ゴール前に攻め込み、中央付近から倉田が右足でシュートを放ちゴール。追加点を決めた。
2―0で迎えた後半は、FCソウルの反撃に耐える時間が続く。13分にはユン・ジュテにゴールを決められ1点差に詰め寄られたが、GK東口を中心とした 守備陣が奮闘。相手の猛攻をしのいだ。41分に藤春のクロスにリンスが合わせて3点目。ロスタイムに1点を返されるもリードを守り白星を手にした。
ACL4戦連発を狙う宇佐美は後半6分、強烈なシュートを放つもGKに阻まれる。15分のミドルシュートはゴール右上に外れた。前半に警告を受けたこと もあり、宇佐美は23分に交代。ゴールは決められなかったが、ハードワークを見せて勝利に貢献。交代時には視察する日本代表のハリルホジッチ監督が拍手す る場面もあった。
▼G大阪・長谷川監督 想像していた通りのタフなゲームだった。最後まで勝負にこだわって、勝利で8強入りを決められた。
▼FCソウル・崔龍洙監督 前半の失点後は波に乗れなかった。重要な場面でPKを外してしまったのが大きな原因。第1戦の大量失点が選手たちの負担になった。