17年前の「将来のMr.ジェフ」は今も健在 Jリーグ「オリジナル10」千葉がJ1“6132日ぶり勝利”

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

9月6日、私が担当する千葉がG大阪を2―0で下し、J1で6132日ぶりの勝利を挙げた。2025年シーズンにJ2の3位からJ1昇格プレーオフを制し、16年間のJ2時代に終止符を打って17年ぶりにJ1へ帰還した。Jリーグが開幕した93年の創設時10クラブ「オリジナル10」の一つに名を連ねた名門だが、近年は長くJ2での戦いを強いられていた。

この日の勝利まで、最後にJ1で勝ったのは09年11月22日。当時はどんなニュースが世の中を駆け巡っていたのか。本紙の11月23日付紙面を調べてみた。1面は巨人・坂本勇人、最終面は当時18歳のゴルフ・石川遼。そして、千葉の勝利も紙面を飾っていた。

タイトルは「将来のMr.ジェフへ江尻監督から愛のムチ」。紹介されていたのは、21歳のMF米倉恒貴。当時の江尻篤彦監督(現東京V強化部長)から厳しい言葉を浴びながらも、「3、4年後に彼がチームを引っ張らないといけない」と期待されていた若者だ。

それから17年。米倉は14年にG大阪への移籍を経験したものの、19年夏には千葉へ復帰。名実ともに「Mr.ジェフ」と呼ばれる存在になった。38歳となった今季も千葉のためにピッチに立ち続けている。

当時、私は7歳の小学1年生。09年の記憶はほとんど残っていない。再びいるべき場所へ戻ってきた名門・千葉の担当を務め、幸せに感じている。これからも現場で選手やスタッフの声に耳を傾けながら、ジェフの歩みを追い続けたい。(サッカー担当・綾部 健真)

◆綾部 健真(あやべ・けんしん)2025年入社。サッカー、箱根駅伝担当。09年当時は滑り台で落ちて両腕骨折。

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