「この悔しさを忘れちゃいけない」決勝で今大会初失点のGK荒木琉偉は決意新た「Jリーグで絶対スタメンを取りたい」

[10.3 アジア大会決勝 日本 0-1 韓国 豊田ス]

最後まで無失点で守り切り、金メダルで大会を終えるつもりだった。U-21日本代表GK荒木琉偉(G大阪)はアジア競技大会の決勝で韓国に0-1で敗れ、悔しさをにじませた。「正直、負けると思ってなかった。自分自身、タイトルがかかった時に絶対負けないという自信があった。本当に負けたくなかった」。自身が出場した3試合で唯一の失点が、優勝を逃す決勝点となった。

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後半16分、相手の右サイドから上がったクロスを右手で防いだが、こぼれ球をMFオム・ジソンに拾われ、切り返しから左足で決められた。

「危険な場面は失点シーンぐらいしか作られてない。ミスが重なってできた失点だったんで、正直悔しい」。試合後に映像を確認し、「確実にあれはスルーしてはいけない場面」とクロスへの対応は必要だったと捉える。

その一方、ポジショニングや弾く距離、こぼれ球への対応などを課題に挙げた。「いろいろ防ぎようはあったのかなと思う」と、自身とチームの両面から失点を見つめた。

今大会はGKピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋)と交互にゴールを守った。荒木は第2節のキルギス戦、準々決勝の北朝鮮戦、決勝に先発。最初の2試合を無失点に抑え、北朝鮮戦では好守で1点のリードを守り抜いた。準決勝でゴールを守ったピサノについて「良い部分もたくさん見えた。すごいリスペクトもあった」と語り、「一緒に守ってきた中で、しっかり優勝したかったという気持ちが強い」と悔しさを口にした。

日本は3大会連続で金メダルに届かなかった。「フィジカル面でも技術面でも、まだまだ負けてるシーンが多かった」と個々の成長の必要性を感じ、「この悔しさを忘れちゃいけない」と強調した。それでも、大会で見せた好守は自身の支えにする。

「そういうシュートストップが自分の武器だという自信を持って、とにかく帰って、Jリーグで絶対スタメンを取りたいと思う」。頂点に届かなかった悔しさと手応えを胸に、ガンバ大阪で先発の座をつかみにいく。

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