サウジ移籍説で「日本を背負うな」の声…堂安律「逆に全部背負ってやろうかなと(笑)」
日本代表MF堂安律(フランクフルト)が全体練習始動日の22日、報道陣の取材に応じ、今夏報じられていたサウジアラビア移籍について言及した。
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堂安は今夏の北中米W杯後、元ガンバ大阪のイェンス・ヴィッシング監督が率いるアル・イテハドへの移籍が「合意間近」と報じられた。ところがその後、堂安はサウジアラビア移籍を拒否し、フランクフルト残留を決断。この背景を報道陣に聞かれた堂安は「言わんとこかな(笑)」と一度はかわした上で、ユーモアを交えながら心境を明かした。
「なんか言ってもないのに俺めっちゃ叩かれたんですよ。だから聞かせたくないしって思って。そう書いといてください(笑)」
「いろいろと考えました。さっき冗談で叩かれたみたいに言いましたけど、叩いてるやつらの100倍くらい僕は考えてるんで(笑)。自分のキャリアやし、自分の人生なんで。そんな奴らが思いつくことなんて僕だって頭の中であるし、そこは僕の中で全部整理したつもりです」
「あんまり僕はいろんな人に相談するタイプじゃないけど、いろんな人に話を聞きながら選んだ道でもある。『お前が日本を背負うな』とか『お前が10番着けんな』とか言われたんですけど、逆に全部背負ってやろうかなと思って。真逆を行ってやろうかなと思ってます(笑)」
そんなキャリアを大きく左右する決断を経て「自分の頭がすごくスッキリした」という堂安。「W杯が終わって、ちょっと頭の中でギアが入らへんような、プレシーズンをやってる時もなんかスイッチ入らへんなと思って、悩んだ時間があったんで、決断した後はすごいスッキリして、今は楽しくエネルギーが湧いてサッカーができている」と明るく話した。
そんな堂安は日本代表においても新たなフェーズに入ろうとしている。北中米W杯までは攻撃的ウイングバックの象徴として、エゴを捨て、献身的にチームのために走ってきた背番号10だが、「大会中もメディアには口に出してなかったけど葛藤はあった大会だった」と心境を吐露。ここからは再びゴールにこだわる姿をあらためて表現していく構えだ。
そして何より、森保ジャパンの集大成となるアジア杯奪還に燃えている。
19年の準優勝、23年のベスト8敗退をいずれも主力として経験し、これが3度目の挑戦。「僕は2大会出ているけど痛い目に遭っているし、うまくいった大会は一度もなかった。頭の切り替えが非常に重要だし、難しくなるというのが経験としてあるので、非常にいい準備が必要。経験値としてもう言い訳の効かないメンタルになると思う」と決意を語った。



